スペインの旅 その6:アンダルシア〜セビーリャ
「グラナダに一泊して、翌日、2月11日にはアンダルシアの白い村「ミハス」へ。152q、2時間半」
「またまた大移動」
「まずは高台から見た景色」
「すごいですね。ミニチュアの町ですか」
「いや、現実の町じゃぞ。白い建物が目に立つじゃろう。これで白い村と呼ばれる訳じゃ」
「なるほど」「町に入ると、ご覧の通り、白い世界が広がっている」
「なかなかいいですね」
「こちらは馬車が有名なのだそうじゃ。実際には乗っている暇はなく、ぶらぶらしただけ」
「じゃあ、もう移動ですか」「引き続きセビーリャまで200qを3時間半掛けて移動」
「ここも大移動」
「食事はとったが、それにしても見学より移動の方が多いぞ」
「まあ、仕方がありませんから」「こちらは世界遺産のカテドラル、セビーリャ大聖堂」
「またしても教会ですね」「中で一番高い所、ヒラルダの塔に上がって、そこからの景観」
「これもすごいですね」「ここは1403年から一世紀を掛けて建築されたもの。ゴシックとルネサンスの混合した形かな。わしは素人じゃから、その程度しか説明出来ない。ガイドの解説によれば、バチカンのサン・ピエトロ寺院、ロンドンのセント・ポール大聖堂と共に世界三大カテドラルとなっているそうじゃ」
「はい、すごいということで、先へ進みましょう」