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８月17日 福島の旅：その２ 奥会津・三島〜金山
「さて、前回報告した柳津から只見川を上って行くのじゃが、素晴らしいバイパスが出来ていて、国道よりもこちらを使うのが常識じゃ」
「で、次の見学地は」
「こちらも道の駅『尾瀬街道三島宿』という。写真下」
「右は」
「そこから見下ろす只見川じゃ」
「すごい景色ですね」
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「さて、ここで昼食。蕎麦は福島ではどこでも名物じゃが、それに地元の野菜を揚げた天ぷらがついて６００円」
「いかがですか」
「いやあ、見事。野菜もびっくりする量と質。これは安い」
「堪能しましたね」
「お出掛けの節は気を付けて」
「それで、沼沢湖まで出る」
「湖の写真は」
「公開するほどの湖ではない……ただ、静かで綺麗だから、キャンプ場になっている。本日訪ねたのは写真右上」
「この建物は」
「椎名誠さんの写真館。ただし、土日と祝日しか開いていない」
「じゃあ、見られませんね」
「留守番がいれば特権で開けさせるのじゃが、それもいなかったので、残念」
「図々しい大家さんですから、お許しを」
「ここから400ｍほど山に入ると、妖精美術館。写真左」「妖精って……」
「様々な妖精の彫刻や絵画を集めている」
「これも月曜日は休館ですか」
「これはちゃんと開けさせて……」
「図々しい」
「ゲームやマンガに出て来そうな妖精の彫刻が沢山。二階には絵画が展示されているが、見たことのある名作もあったな」
「大家さんと妖精は似合わない」
「入場料300円です、皆様もぜひ……因みに新しいので、わしの車の古いナビでは位置が違いますので、道路の表示を頼りに……」
「余計な説明はいいの」
「さあ、後はホテルへ帰るだけ。時間もあったから、猪苗代近くの南ヶ丘牧場へ。写真は磐梯山なのじゃが、ちょっと雲が多くて」「はい」
「そこで一緒に行った仲間の写真をご紹介して、本日はこれぎり……」
「大家さん、これ、ロバですよ」
「え……あれ、そうか……一緒に行った人だと思っていた」
「いい加減だね」
「次のページでは、夕食をご紹介」
