2月14日 雪
「これまでの粗筋……神保町落語カフェで行われましたバレンタインTENに参りましたが、外へ出ると、何と雪」
「粗筋じゃないよ」
「ということで、雪の状況を報告いたします」
「どうでもいいけどね」「はい、これが取手の駅前」
「雪に埋もれていますね」「自宅までバスに乗ったのじゃが、途中の坂で写真右の車がスリップ」
「え……ああ、向こうの車線なのに、ライトはこっちを向いている……斜めになっていますね」
「2キロメートルもない距離なのに4台がスリップして追突や単身事故……自転車で転んだバカもいる……どうして判断が出来ないのじゃろうか」
「はいはい、それはまたいずれ」「わしの家から……」
「まるでクリスマスですね」「はい、翌朝の事故の様子を」
「大変ですね」「雪と梅。もう少し梅が生長していればいいのじゃがな」
「でもいい景色です」「そして、今年もやって来ました」
「梅にウグイス」
「そう。花札にある絵柄……って、ご存知の通り、あのウグイスの正体はメジロでございます」
「この写真もメジロです」
「ということで、雪の世界まで、一気にお贈りしました」