7月10日 ライオン寄席

「さて、ようやく今日最後のイベント、ライオン寄席までたどりついた」
「毎回大変ですねえ……田舎者だから、一度上京するといくつものイベントに参加しなきゃなりませんからねえ」
「写真は雷門
「これは前のページに入れるべきでしょう。ほおずき市ですごいにぎわい」
「そう、そしてもう一つ、翌日が普通選挙なのじゃ」
「そうでした。人の集まる所には候補者が来る……そちらもにぎわっていますね」
「ひどい演説ばかりだった……それはいいじゃろう。特にひどかったのは桝○という奴。最後は下の写真にも写っているレイホーって人」
「それじゃあヨーデルだよ……どういう演説でしたか」
「聞いてない」
「あら……なぜです」
「まあ、演説より落語の方が大事なので」
「しょうがないね」

「さあ、そういうことで……ライオンビルで行われているライオン寄席へ行こう」
「はい、参りましょう」

「まずは桧山うめ吉姐さんの三味線漫談」
「あら、写真は……」
「伴奏の鳴り物。歌の間に色々話をしたが、今日は話はよかったぞ。失敗談やら仲間の面白い話など。もちろん、歌もいい」
「美人ですしねえ」
「後ろに貼ってあるスクリーンのような物の謎も明してくれた」
「そういえば……何なんです」
「壁が余りにも汚いので、それを隠すためだと」
「あらら」

「さあ、トリは五街道弥助で出し物は『夏泥』。泥棒の心情、家の男とのやりとりを丁寧に描いて、素晴らしい出来だったな」
「9月から真打ですね」
「そう。名前は蜃気楼龍玉に決まった」
「すごい名前ですね」
「何十年振りの復活らしいぞ。ぜひ応援しよう……ということで」
「あら……もうおしまいですか」
「うん。小さな落語会だから、まあ仕方がないかな……でも千円の会でも1人で2席、今日の場合弥助が2席演って、間にうめ吉が入るというのが普通」
「まあ、そんな感じですね」
「それがこれだけで2500円は高いな。200円足せばちょっと先の浅草演芸ホールに入れて、最大9時間も楽しめる」
「それを比べるのもねえ」
「まあ、期待の2人の応援というつもり。もちろん、手土産と写真を持参した」
「はい、これでこの日のご報告は完了」
「しないのじゃ……もうちょっと続くぞ」
「あらら」

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