3月30日 水戸を行く:その1「偕楽園」

「さて、今日は偕楽園へ梅見に」
「ちょっと遅いですね」
「まずは全景。土日は偕楽園駅に止まるが、平日は水戸からバス。天気がいいと千波湖に沿って散策すれば2.5キロあるが、苦にはならない」
「すると写真は」
「その千波湖からの情景じゃ」

「こちらが梅林
「すごいですねえ……って、やっぱりもう終わっていますよ」
「うん、ちょっと遅かった。しかし、遅咲きのものがあるから大丈夫」
「期待しましょう」

「こちらは芝前門
「風情がありますね」
「この奥に行くと孟宗竹林や大杉森など、山深い雰囲気になる」
「今回は省略」

「これは好文亭。入場料190円と安い。中は再現されたものじゃが、近代作家による襖絵が素晴らしい。部屋事にそれぞれの季節を感じさせる作品は見るに値するぞ」
「はい」
「ということで、本日はこれぎり」
「あれ……梅は」
「あ、忘れちゃった」
「しょうがないね」
「じゃあ、次のページで……」
「やっぱりね」

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