名古屋の旅 その7 大須観音

「さて、今日の締めくくりは大須観音
「こちらはどういうところで」
「観音様を中心に商店がひらけたという。ここから上前津駅まで歩いたが、屋台を思わせるような店、古着屋、アンティークなどなど……浅草を思わせるような町じゃな」
「もう暗くなっているので、写真も……」
「観音様を2枚」
「はい」

芭蕉の句碑大正琴発祥の地という碑があるとのことじゃが、もう暗いので断念」
「はい、今日は簡単な紹介でおしまいですね」
大須演芸場ももういいってんで省略……落語の席じゃないしね」
「いいと仰るならかまいませんが……」
「こうしてホテルへ行って荷物を置き、地元の方に飲み屋へ連行された」
「何を食べました」
「はい、食べた物については、最後にまとめてご報告」
「あら、また報告を伸ばす魂胆だな」
「まあ、よく歩いたね。トータル12キロ余り」
「すごいね」
「で、おまけの写真、熱田駅と、市役所前駅でございます」

熱田はよくある感じですが、市役所は看板が代わっていますね」
「はい。これで無事一日がおわりました」
「明日は」
「まず徳川園徳川美術館へ参ります」
「右の図はバスと地下鉄の一日乗車券。毎週土日だけ使える物じゃ。名古屋まつりの記念乗車券が発売されたが、1週間前に売り切れたとのこと」
「はい、残念でした」
「この券を使った日は、各地で割引になる。今日行った熱田神宮宝物館白鳥公園、明日の徳川園美術館などみんな2割引で入れる」
「お得ですね」
「ただ、明日は地下鉄よりJRなどの利用が多くなるので、600円は無駄」
「でも、入場料の割引を計算すればお得ですよ」
「いや、どうせ徳川園は顔パス、美術館はこれがなくても2割引き、後で行く所も同じ……にさせるから……」
「図々しいね」
「実は熱田宝物館で知らずに定額で入ってしまったのじゃ。それで名古屋の関係者に文句を言ったら、後は全部そういうことで……」
「ひどい」

徳川園・美術館へ進む     表紙へ戻る     名古屋屋城へ戻る

inserted by FC2 system