6月7日 パズルショップ「torito」

「さて、上野広小路亭の昼席が終わって、夜のろべえ・夏丸・仙花勉強会まで1時間ちょっとの間がある」
「すぐ行かないんですか」
「何しろ会場まで歩いて4分。1時間以上待つのは辛い。そこで、この間にパズルショップ『torito(トリト)』へ」
「これまた恒例のコースですが……今年3回目ですね」
「そうじゃな。昔は月に1回は行っていたが、すでに手に入れたパズルが段ボール箱に4つ……正直置き場に困って、今はいい作品をチェックしてから出掛けるようになっている」
「はい、今日の作品は」
「まず右上の写真、『パズルインポッシブル』という」
「スライドパズルですか……1から15までってのがよくありますね」
「そう、ところがスライドするのが透明の板で、台には「1」の縦棒と、他の全ての横棒が印刷されている」
「え……どうなっているんです」
「スライドする透明の板には縦棒。従って、動かす度に訳の分からない変化をするのじゃ」
「なるほど、それは新らしいですね」
「上下があるから、デタラメに入れるというのは難しいが、普通にやっても楽しめる。それに2つの問題があって、これは実に簡単じゃが、面白い問題じゃ」
「考えられていますね」
「シリーズで5種類くらい出ているのかな……まあ、試しに買ったので、面白いからまたシリーズで手に入れるかも知れない」
「はい、次は左のパズルですか」
「『RECT』という。茶色い板5枚で長方形を作るという……」
「5つで長方形って珍しいですね」
「それだけに一ひねりあるのじゃが、実は素直な問題で、案外簡単に解答が見つかる」
「へえ」
「さて、それに白い板を加えて、もう一回り大きな長方形を作るというのがもう一問」
「4プラス1で有名なパズルがありましたね」
「あの時代はひねりが利いていて傑作だったな。これも同じ発想なので簡単すぎると感じるかも知れない」
「はい、まあ、予定していた2つの作品を購入ということですね」
「こうして、夜のろべえ・夏丸・仙花の勉強会へと参ります」

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