8月5日 幕張を行く

「さて、昨日の記事じゃが、家内とデート」
「わたしも連れて行ってくれればよかったのに」
「婆さんが来ても仕方がないだろう」
「お前さんのかみさんとは話が合うがのう」
「何を話すんだい」
「お前さんの悪口」
「そうだろうね……まず、家内が幕張メッセでやっている恐竜展のチケットが当たったってんで自慢げにわしを引っ張って行った」
「あれ、高いんじゃろう」
「1人2500円もする」
「それが2人当選したら、大変じゃないか」
「それが婆さん、大笑い」
「どうしたんじゃ」
「入口で見ると、1枚は大人の券じゃが、もう1枚は学生券……」
「お前さんのかみさんもおっちょこちょいじゃから」
「まあ、たまたまわしが持っていた教師時代に作った学生証があったので、学割で入れた」
「その年で……」
「向こうも変な顔をしていたが、『僕、修学旅行でも先生と間違えられたんだ』って言ったらスッと入れてくれた」
「とんでもない人だねえ」
「それで、お昼くらい一緒に食おうと、ベトナム料理のお店へ」
「どんなものがあったんだい」
「アジアの料理を集めてあって、中国から東南アジア、インドあたりまでの色々なものが味わえるバイキングじゃった」
「バイキングだと、いやしいから随分食べたんだろうね」
「まあ、それで表で猿回しを見物したのが写真。あとはお店を冷やかしたが、これは写真を撮っても仕方がないのでな」
「まあデートをした訳じゃ」
「さて、これから東京の方へ出て演奏会」
「では引き続き演奏会の内容だね」
「いや、これはまた、別途報告しよう」

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