RRB東京散歩(日暮里〜上野):
その8「台東区立図書館・池波正太郎文庫」

「地図印の入谷鬼子母神から東へ東へ、浅草方面へ向かって歩きます」
「はい、今回の目的地は」

「メインストリートから一本南の道を進んで、トータル700m」
スカイツリーが見えていますね」
「その手前の白い建物が今日の目的地、台東区立図書館。地図では★印じゃ」
「ここは昨年何度か訪れています」
「はい、写真右。これが図書館
「ううん、取手などとはスケールが違うね」
「1階から3階まで……しか行ったことがないのじゃが、そこまでは閲覧室。昨年の夏は2階で円朝の展覧会を行っていた」
「はい」
「地元密着ということで、円朝の墓がある全生庵や、落語作品の舞台となった場所が地図で分かるようになっていたのじゃ」
「はい、今はやっていません」

「こっちが1階の池波正太郎記念文庫。今日の散歩のメインはここじゃ」
「もう幾つ目です……毎回メインがありますよ」
「浅草で生まれた時代劇の作家。作品の舞台となった周辺の地図も売っているので、お好きな方はぜひ」
「ああ、円朝と同じように、周辺散歩の手掛かりになるんだ」
「さすがに大きな図書館なので、この写真の左側はレストランになっている」
「至れり尽くせりですね」
「この入口の前の通り、地図で南に向かう通りじゃが、これがかっぱ橋商店街
「はい、次のページではこの通りを南下します」

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