RRB東京散歩(日暮里〜上野):その3「書道博物館」

「前回の○印ねぎし三平堂から裏へぐるりと回って140m」
「この辺りが観光的には根岸の中心ですねえ」

「地図の★印書道美術館。わしは漱石の挿絵で知った名前じゃが、中村不折という画家のコレクションを中心に展示したのが始まり」
「へえ」
木戸銭は500円」
「入館料って言うんです」

「入った所が新館で、今は千字文の特集」
「千字文というのは」
「千文字、全部違う文字を使ってちゃんと意味の通る文章を書いた物。だから書道の練習によく使う」
「なるほど」
「同じ文字を楷書、草書、隷書、篆書、色々な文字で書かれているのを見るだけでも面白い」
「いいですね」

「中庭にある中村不折の像
「パレットを持っていますね」
「ここを通って本館へ。仏像などの展示室、古代の遺跡から発掘された物など、こちらは品物が多い」
「はい」
「ということで、次回はお向かいにある子規庵へ参ります」

4:子規庵へ進む     表紙へ戻る     2:三平堂へ戻る

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