１１月２１日 土浦を行く：その３「愛宕神社など」
「土浦で法話を兼ねてお寺めぐりという企画です」
「で、最初に行った常福寺の敷地内ということですが、これもお寺の建物ですか」
「これは愛宕神社」
「あら、お寺と神社が一緒にあるんだ」
「日本はそういう国。仏教を取り入れた時に、古来の神々をないがしろにしてはならないということで、どちらも崇めた」
「へえ」
「これはその隣の高津稲荷」
「お稲荷さんも一緒なんですね」
「お寺の方から来たので、本来は逆順になるはずじゃが、こちらが愛宕神社の鳥居」
「はい」
「ここから北へ向かいます」
「これは」
「途中で見つけた家。もう少しで桜川じゃ。下がガラス戸で新しく見えるが、二階の格子、壁の作り、屋根、昭和のたたずまいだったので」
「とりあえずご紹介」
「銭亀橋からの桜川。先に見える橋、その向うに大通り、更にその先に常磐線が走り、もう少しで霞ヶ浦に注ぐ。名前に因んで、川沿いに桜、秋は線路に近いところがコスモス畑になる」
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