11月14日 下妻を行く:
その3「ビアスパークしもつま」昼食の巻

「ふと思いついて、下妻へ出掛け、ビアスパークしもつまに来ております」
「そろそろお昼ですね」
「さあ、そういうことで、やっとビールにありついた」
「今日も昼間から飲んでいます」
「まず、ここで普段作っているのがホワイトレッドブラックとある。ブラックはやはり割って飲みたいし、レッドは甘みが強いので敬遠。ホワイトの苦味はなかなか、最近のビールは苦味が足りないと感じていたからなあ」
「わがままな意見でございます」
「写真は季節限定のピルスナー。苦味とコクが更にアップして、これが一番うまいな」
「一番て……全部飲んだの」
「たった6種類じゃ」
「すごいね」
「ここの食堂は蕎麦屋中華料理店の二つがある。まあ暖簾で蕎麦とはなっているが、実際には和食一般で、一番人気は下妻名物のネギカツ定食千円」
「写真を見ると、中華を食べたようですね」
「こちらは日替わり定食が880円、この日は麻婆豆腐がメインだったが、売り切れ。それで五目炒飯海鮮焼蕎麦
「多いですね」
「もちりん、家内と一緒じゃ。ビールを飲んだら、誰が家まで送ってくれる」
「運転手かよ……じゃあ、大家さんだけビールを飲んだんだ」
「運転する人にビールを飲ませられるか。そういう非常識なことを言ってると顰蹙を買うぞ……わし一人が飲むのは当たり前じゃないか」
「ひどいね」

餃子を先に持ってくればいいおつまみだったのに、後から来たぞ。しかし、これがなかなかの絶品。野菜の歯ごたえがちゃんと残っていて、肉や野菜の配分も絶妙」
「ほめますね」
「デザートに杏仁豆腐をサービスしてくれた」
「サービス……また、何か難癖をつけてサービスさせたんじゃありませんか」
「ん……まあ、ちょっと……なぜそんなに早く日替わりが無くなるのかとか、あれとかこれとか……」
「しょうがないね」
「ということで、飲んだし食べたし、さあ、帰ろう」
「それだけですか」
「あ、折角来たのに、これじゃあもったいないね……」
「やっぱり、腹が膨れると何もかも忘れるんだから」
「では、また次のページで」

4:大宝神社へ進む     表紙へ戻る     2:ビアスパークしもつまの建物へ戻る

inserted by FC2 system