10月25日 ひたちを行く:その1「那珂湊」

「さて、この日は朝から月曜日」
「当たり前じゃないですか」
「朝から雨模様で、どうもやる気が起こらない」
「それで……」
「まあ仕事を休んで、ゴロゴロしていたら、折角だから墓参りにでも行こうということになった」
「あら……昨日のブログには書かれていませんが、象牙の会の後も墓参だったんでしょう」
「そう。あの日は家内の父親の、こちらはわしの親の……」
「で、行ったんですか」
「行った……で、ついでだからちょっとドライブで、那珂湊へ」
「……ちょっとじゃないね」
「写真は魚市場。写真を撮った市に一般の人のためのお店や食堂があるのじゃ」
「はい、そちらを見ましょう」
「とりあえず、入口に近いところのビル。この左側にテレビに登場した回転寿司のお店もある」
「行きたいですね」
「いや、それが……安くて旨いと放映されたが、安いのは幾つかで、さほどでもない。数年前にひたち海浜公園から西へ行った所の回転寿司を紹介したが、桁が違う。大トロ、海老丸ごとなど、その日のメニューで2,3品、それに蟹の潮汁などが500円で、他は全部100円」
「へえ」
「それがまた大きくて、舎利の倍の長さのマグロでも100円は感動物じゃった」
「そちらに行きましょう」
「それが、3年前に行ったら違うお店になっていた。まさかあれだけの店がつぶれるとは考えられないので、移転したのかなあ……ネットでも町情報でも見つからない」
「はい、残念でした」
「建物の一階にある市場ではとりあえずヒラメをご紹介」
「いいですねえ」
「まあ、とにかく色々な魚、加工品……まあ、そこそこの値段かな。ただ、遊びに来たので、これからすぐ帰るのならいいが、予定もあるので、今日は購入せず」
「説明がくどい」
「クーラーボックスを用意しないとね」
「はいはい。じゃあ、昼食にしましょう」
「この建物の2階にあるレストラン。写真が海鮮丼
「茨城の海鮮丼は、夏に五浦でも食べています」
「レベルとしては変わらないかな……向こうの方が0.5ポイントくらい上」
「まあおいしかったということですね」
「陰になっているが、小皿にシーチキンのフレークと漬け物がある」
「味噌汁は貝ですね」
「いやあ、満足満足……さあ、帰ろう」
「あれ、帰るんですか」
「他に何がある」
「だって、遊びに来たって……」
「あ……そうか、食べたら忘れちゃった」
「しょうがないね」
「じゃあ、続きは次のページで」

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