10月17日 芸協らくごまつり:その2「噺家さん」

「そんな具合で、落語芸術協会のお祭りの続きですね」
「今日は噺家さんをご紹介」
「参りましょう」
「因みに、写真は撮影順でございます」
「どうでもいい注釈ですね」
「噺家さんの地位や人気で並べるのが面倒なんで」
「しょうがないね」
「まずは左圓馬師匠。あいかわらずマイペースでおかしい。道具屋さんを開いていたが、笛に本、ひょろびり……」
「落語に出てくる本物ですね」
「あ、雛人形がなかったな」
「どうでもいい」
「サインは色紙にいただきました」
「はいはい」

「こちらは小柳枝師匠。いつでも落ち着いた雰囲気で、今一番上手いと言ってもいいな」
「いいですね」
「サインはDVD『落語百選』にいただきました」
「はいはい」

蝠丸師匠。軽い調子は寄席でちょっと息抜きになる噺家にもなるし、本格的な芝居噺などを聞かせてくれることもあるし……」
「変幻自在ですね」

楽輔師匠。落ち着いた噺はいいな……もう少し勢いがあるともっといいと思う」
「雰囲気はいいんですね」
「色紙にサインをいただきました」
「はいはい」

「こちらは遊三師匠」
「色紙にサインしていますね」
「メルマガ読者の皆さんにプレゼントということで……わしはDVD『落語百選』にいただいた」
「はいはい」

「さあ、お馴染みの長老、笑三師匠」
「お元気そうですね」
「今回は写真をお渡ししただけで、サインはなし」
「もう持っているからねえ」

「これまたお馴染み鶴光師匠」
「上方落語なのに、東京でやっています」
「こちらもDVD『落語百選』にサインをいただいた」
「はいはい」

「はい、こちらも毎度お馴染み昇太師匠」
「もう5年間、ツーショット写真を続けています」
「今回は笑点のしおりにサインをいただいた」
「あら……しおりって、寂しいんじゃないですか」
「いや、前の円楽師匠とメンバーのサイン入りなのじゃ。山田君にももらっているので、これで全メンバーがそろった」
「よくやりますね」
「ただ、今の円楽師匠は楽太郎のサインじゃ…来月我が町取手に来るので、そこで入れてもらうつもりだったが、わしが仕事があって行けそうにない」
「はい、残念」

「最後に米助師匠」
「こちらもお馴染み……あら……後ろの女の子は」
米助師匠のDVDを持ってポーズを取るように命じたのじゃ……東京かわら版のスタッフ」
「図々しく、何でもやらせています」
「さあ、次のページでは期待の若手に注目しよう」

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