9月19日 日比谷公園

「今日は日比谷公会堂東京しぐさの会
「こちらは落語のページでご覧下さい」
「ついでだから日比谷公園を散策」
「初めてですか」
「学生時代に来たことがあるが、当時はすごい公園で……ま、いっか」
「意味不明ですね」
「写真は日時計野外ステージ

植物園は季節外れ」
「はい、花はあまりない時期ですし、何しろ夏の暑さがねえ」

「こちらはルーパロマーナ。1938(昭和13)年に出来たもの」
「るーば……って何です」
「ローマを建国した人。狼に育てられたのじゃ」
「狼少年の伝説ですか」

「これは大銀杏、首掛銀杏と呼ばれておる」
「首に掛けるんですか」
「1899(明治32)年頃に、伐採されるというのを、この公園を作った人が残そうというのでここに移植したのじゃ。その時に『首に掛けてでも持っていく』と言ったそうなのじゃ」
「すごいですね」

「こちらは芝増上寺近くにあった石橋を移転したもの。江戸時代の物じゃ」
「色々移転しているんですね」

「こちらは京橋の欄干柱。1875(明治8)年に作られた物で、大正時代に掛け替えになった折、こちらに移された」
「貴重な物が皆集められていますねえ」

「有名な鶴の噴水。日本で3番目に作られた噴水だという」
「歴史的な物ですねえ」

「たまたまこの日結婚式が行われていた」
「はい、庭園でいい雰囲気ですね」
「そういうことで、公園のご報告を終わります」

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