月5日 目黒のさんままつり

MODEAの演奏会の翌日、同じ目黒でおなじみの目黒のさんままつりが開催された」
「行きましたか」
「折角じゃからな」
「右の写真、秋刀魚を食べるのは3時間待ち」
「並びましたか」
「折角来たから……と言いたいが、3時間はなあ……」
「諦めますか」
「翌々週には同じ所で目黒のSUN祭りが行われた」
「あら、そっくり」
「さんまの産地が違う。名前は言わないが、自民党の女タレント議員が来ていて、『庶民がおんなに並んででも食べたいという気持ち、民主党の人は分かっていない。経済対策が何も出来ていないからだ』って言っていた」
「……あれ、そうなんですか」
「今回の騒ぎは、秋刀魚不漁が原因じゃろう……自民の人は庶民の生活が本当には分かっていないということじゃな」
「ははは……」
「因みに民主の人もちゃんと来ていたが、自民は自分達が来ているのをアピールする派手派手集団だったのに、民主はそばにいても気付かない。今回は民主に好感が持てた」
「どうします」
生の秋刀魚を配布するという方は、2,30人しか並んでいない」
「そちらにしましょう」
「ところが配布開始が2時間後」
「え……これもねえ……待ちますか」
「わしゃ嫌じゃ……おいしいお店は行くが、行列の出来るお店は駄目だと分かっているから」
「駄目なんですか」
「行列が出来るのを分かっているなら、その対応をするのが当然。それを並ばせておくのは怠慢。そんなお店は失格じゃ」
「大家さんの戯言だから、あまり気にしないように」
「後は落語会
「それなら並んでもいいですね」
「ところが、3時間半後に配布する整理券に列が出来ていて、その券をもらっても落語会開始がその3時間後」
「う……やめましょうね」

「さて、こちらは区の清掃工場の煙突」
「突然話題が変わったな」
「そう。せっかくだから近所を散策……というが、目黒駅から恵比寿駅まで歩いた」
「よく歩きますね」
「この坂が茶屋坂。目黒駅説ではここが『目黒の秋刀魚』の舞台なのじゃ。ここにあった『爺々が茶屋』に家光が常連客として来ていたという。家治が団子と田楽を食したという記録もあり、そうしたことが落語になったのだとしているのじゃ」
「落語とはつながらない感じですね」
「品川駅説もあるが、こういう落語が実話のはずはないからな」
「どうでもいいという結論になってしまいました」
「右にある写真は、その案内板」
「汚いですね」
目黒のさんままつりをやっているのに、気を遣っていないのが明らかじゃ」

「あれ……これは……」
「ちょうどこの日が祭礼で……」
「ついでの写真ということですか」

 

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