8月29日 蜃気楼龍玉真打昇進披露宴:その5「師匠達」

蜃気楼龍玉の真打昇進披露宴も、いよいよ酒が入って滅茶苦茶に……」
「それはひどい」
五街道雲助師匠、その後ろの柳家喜多八師匠を中心に記念撮影」
「主役の龍玉がいない」

「続いては龍玉の兄弟子、桃月庵白酒師匠と」
「また本人無視ですか」

「そこへ現れたのが喜多八師匠」
「何ですこの写真」
「まあ成り行きで……そういえば7年前も二人で酔っぱらって写真を撮ったが、まだお渡ししていない」
「しょうがないね」
「実はこの後、ポーズをとっていただいて撮影したのじゃが……あまりに、あまりに○○○なので、ここでは公開出来ない」
「危ない師匠ですからねえ……危ない大家さんと一緒になったら、何をしでかすか……」

「はい、べろんべろんになって雲助にからんでいるところ」
「しょうがないね」
「普通の記念写真に見えるのが、わしの偉いところ」
「偉くない」

「中心は龍玉師匠と雲助師匠」
「やっと本人登場ですか」
「周りにたかっているのは、喜多八師匠の弟子ろべえ君の行徳落語会の常連さんその他」
「ひどい紹介」
「今夜は行徳落語会が開催される。これから酔った勢いで殴り込む」
「ひどいね」
「さあ、これだけ暴れたら、もういいじゃろう」
「また暴れたんですか」
「会場責任者らしい支配人って人が来て、もうご勘弁をって言っていたから……」
「ひどいね」
「さあ、次回はお開きにしよう」

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