8月19日 茨城・福島・栃木を行く:その1「勿来の関」
「さあ、前回の美術館を出ると県境。茨城県から福島県に入るのじゃ。従って、今日からは福島の旅」
「まあ、適当に参りましょう」
「すでに出ている写真は、平安時代の寝殿造りを再現した休憩所」
「すごいものを作っていますね」
「こちらが勿来文学歴史館に入る所」
「はい」
「こちらは本館の入り口」
「説明がどんどん手抜きになってくるね」
「中の展示。勿来の関を呼んだ和歌が次々出てくるが、時折ドラマ仕立てになって、こうして戦乱が起こり、雷雨にみまわれたりする。特に源義家を扱っているな」
「義家って……説明して下さい」
「それはまた次回」
「あら……また引き延ばしですか」
「下の展示室は江戸の風物。とりあえず二八そばを」
「随分いい加減な説明ですね。先ほどの義家とかドラマがあるでしょう」
「そう、これは次回、石碑などで紹介しよう」