8月8日 圓朝まつり:その1 芸人屋台(1)

「毎年恒例の圓朝まつり
「今年も来ましたね」
「これは8月11日の三遊亭圓朝の命日に行われていたもので、噺家さんが使った扇子のお焚き上げが有名だった。それが2002年から一般公開され、芸人の屋台などで盛り上がるイベントになったのじゃ。今は11日の直前の日曜日に行われている」
「はい」
「ただ、初期に比べて大御所は顔を出さないし、同じ人が同じパフォーマンスということで、そろそろ改革が必要だという声も上がっている」
「まあ、来年の課題で……で、写真は」
「今回は海外の方々を20人ばかり引き連れて……」
「あ、本当だ……不思議な光景ですね」

「海外の方に一番人気があったのがこの千両蜜柑
「毎年恒例ですね」
金八師匠。千両といいながら、百円で……安いなあ」
「最近駅などでも冷凍蜜柑見なくなりました」

「さて、入口右脇でパンフレットを購入。百円。これをいただいて、さあ、左手の芸人屋台へ参ろうぞ」
「はい、これが楽しみ」
「まずはしん平師匠のお店。例によって不思議な人形を売っている。今月末には、例の大怪獣映画『レイゴー』もDVDで発売されるぞ」
「で、不思議な人形を買いましたか」
「ううん……申し訳ないが、趣味でないな」
「はい、次へ参りましょう」

「隣は一九師匠の落語絵のお店」
「こちらは毎年購入していますね」
「今年も2枚で5千円……届くのは早くても9月の末」
「楽しみです」

「そのお隣は猫八師匠のお店」
「鶯を鳴いていますね」
「そう。本を出されて、お買いあげの方に鳴き声のプレゼント。1500円で、先代猫八師匠の本もおまけでいただいてしまった」
「また図々しくねだったんでしょう」

「その奥、歌う噺家市馬師匠のお店。何と歌のCDは完売、お勧めCDも完売……」
「まだ昼前でしょう」
「11時になる頃じゃ」
「それで今回は」
「2500円のCDをいただいた」
「さあ、次へ参りましょう」

「突き当たりには太神楽のお店。お馴染み仙花ちゃんが作っているエコバックなど」
「写真は省略」
「その奥がゴミ隊本部
「これも恒例ですね」
権太楼師匠がゴミ隊Tシャツを販売。2千円。写真はサインを入れているところ」
「もう写真が7枚ですよ」
「2500枚の写真から、いいとこだけをピックアップ」
「え、2500枚も撮ったんですか」
「うん、今年になってから……」
「全部でかい」

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