足利への旅 その5:名草
「さて、足利の町から北の果てへ移動致します」
「足利市の一番北ってことですか」
「そう。釣り堀があって、ここに駐車場がある。ここで昼食」
「さあ、グルメ情報ですね。何を食べました」
「名物大根蕎麦」
「大根おろしですか」
「いや、細切りの大根。ともかく麺が固茹で、落語の『時蕎麦』にあるように、ポキポキした麺がいい、★★★★★」
「あら……固いのをほめるんですね」
「大根の細切りと、蕎麦の雰囲気がピタッとマッチしている。具の大根が★★★★☆。汁が★★★★☆」
「はいはい。まあ、良かったということですね」
「さて、写真にあるのは厳島神社の鳥居。お店の目の前なのじゃ」
「ここを奥へ進むんですね」「ここからは自然の素晴らしさを体験できる」
「いい感じですね」「だんだん山道に掛かって、坂も急になる」
「はい」
「地図ではわずか500mなのじゃが、実際には10分を計画しておくこと」
「大変ですね」「さあ、目的地に近づいた」
「ご苦労様」
「ここからが本番。名草巨石群を見学しよう」
「はい、またも次に続きます」