京都・奈良への旅20:「京都」その12・金閣寺(2月6日)

「さあ、もう一つの世界遺産、金閣寺へ」
「あら……雪ですよ」
「そう。某有名な写真家が、雪の金閣寺を撮影して、大変な評判になった」
「今でも観光案内に使われていますねえ」
「雪が積もると、京都市民が写真を撮るためにやって来るそうじゃ。大雪なら入場だけで1時間並ぶとか」
「すごいですねえ」

清水では晴れたのに、ここへ来て大変な雪になった」
「すごいですねえ」
「しかし、スペインの方は雪が珍しいというので大喜びじゃ」
「良かった……ということですか」
「まあ、そういうことにしておこう」

「これは……」
太陽。黒く見えるのが降る雪じゃ」
「芸術を狙っているな」

「ということで、こんな大雪になってしまった」
「あらら……ちょっと雨宿り……いや、雪宿りをしてはどうですか」
「それが、お昼には飛行機に乗って、スペインへ行かねばならぬのじゃ」
「ええっ……」

「さあ、大変ということで……これは陸船の松
「雪がいい雰囲気だとは思いますがねえ」

「カメラも凍り付いて、ピント合わせが動かなくなった。それでこの写真」
「屋根の雪を撮りたかったんですね」
「はい、これで日程は全て終了。これから関西国際空港から飛行機で……」
「すごい日程ですね」
「お昼は機内食ということになるが、京都・奈良の旅の最終回として、次回は食事についてご紹介」
「あら、まだ続くのね」
「はい、お楽しみに」

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