京都・奈良への旅7:奈良その4「奈良市内」(2月4日)

「こうして奈良の最後に、市内を散策」
「参りましょう」
「お昼を食べたのじゃが、これについては、最後に食事のページを作ることにした」
「はい、また引き伸ばそうとしているな」
「まず、本来であれば、興福寺東大寺の間に位置するのじゃが、奈良国立博物館
「歴史を学習するならここって訳ですね」

「こちらは新館の入り口」
「見事な文字ですね」
「これは聖武天皇の『雑集』から文字を拾って作ったのじゃ」
「へえ。いい字ですねえ」
「ここはお水取りの展覧会の準備中で入ることが出来なかった」
「残念でした」

「最後に開化天皇陵
「……つまり、古墳ですか」
「9代天皇で、『日本書紀』によれば110歳で亡くなったというな」
「長生きですねえ」
「いや、年齢の数え方が今とは違うというのが定説じゃ。『古事記』では63歳とされている。通りからの入り口に案内板があるはずじゃが、今は工事で分からない」
「これまた残念」
「さあ、そういうことで、これから宇治へ参ります」
宇治といえば」
内田奈織ちゃん」
「……大家さん、今日は違うでしょ」
「あ、そうか……まあ次回をお楽しみに」

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