京都・奈良への旅5:奈良その4「東大寺」(2月4日)

「興福寺から奈良公園を抜けて東大寺へ」
「この辺りは鹿が沢山いますね」
「いるが、写真は省略」
「今更珍しくもないですか」
「まあ、次の二月堂の周辺で紹介することになるので……」
「はい、じゃあ、今日は東大寺だけをメインに」
「そういうこと」
「東大寺といえば」
「やっぱり大仏さんじゃろうな」
「そうですねえ。参りましょう」
右は門を通して見た大仏殿の屋根」
「大きな建物です」

「上の写真、左は池越しの大仏殿。まあよくある構図じゃ」
「定番です」
「上の右は間近から」
「これもよくありますね」
「ともかく大きな仏様を作るという目的が第一にあった。752年、7年掛かりで作られた大仏なのじゃ」
「すごいですね」
「その後焼き討ちもあり、修理されたものが今に至る。右が大仏さん」
「これもよく見る構図」
「建物は1709年に作り直したものじゃが、予算の関係で出来るだけ小さくしたということで、ほぼ立方体のものとなっている」
「やはり、大きいというだけで意味はあるんでしょうね」
「人々を救うのに必要なのは、その圧倒されるような大きさだったのじゃな。人々もその感動から信仰が篤くなる」
「今の我々もそういう感動は味わえるのです」
「じゃ、次行こう」
「せっかく盛り上がったのに、軽いね」

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