名古屋の旅 その9 シベリア・サーカス

「さて、これから犬山まで移動」
犬山城が有名ですね」
「時間が遅れているので、お城は省略。なぜ遅れたかは前の記事を参照」
「全て原因は大家さんです。迷惑をかけていますね」
「写真は。帰りに撮ったので逆光です」
「で、お城をやめて、どちらへ」
「バスに乗せられてリトル・ワールドという所へ……」
「何です」
「詳しくは次回。着いたらお昼と言っていたが、シベリアサーカスってのが来ているから見ないかと言われて……じゃあ見ましょうか……ということになった」
「サーカスですか」
「国立のサーカスだそうじゃ。メンバーは11人、若い子ばかりで、元気もいいし、このメンバーで1時間飽きさせずに次々と見せる芸はお見事。なかなか見ごたえのあるものじゃった」
「へえ」

「左の写真は、最初のリング。まあ想像できるじゃろう。輪に足だけでぶら下がったり、ブランコのように揺らしたり……色々」
「右上の写真は」
の扱い。一度も握ることなく首や手首で回したり投げたりするのじゃ」

「さあ左の写真は」
棒登り。足だけで登ったり、逆さになって登ったり、向こうの棒に飛び移ったり、やはり色々見せるのが飽きさせない」
「右は綱渡りですか。低いようですね」
「低い位置でかなりの難技に挑戦するのじゃ。横向きになって両手を綱に乗せて逆立ち……これは一度落ちた」
「危ないね」
「ところが、お客さんたちが手拍子を始めた。それまでも音楽に合わせて踊りもあり、動きがリズミカルだった。それが手拍子につながったのじゃな」
「いい雰囲気ですね」

「こちらは女性たちによるバランス。体の柔らかさはこの写真でも十分伝わるじゃろう。ダンスを交えての演出じゃ」
「すごいですね」
「まあ、こんな調子で10種目くらいを見せてくれた」
「種目ですか」
「このレベルならそう言ってもおかしくないな」
「はい、今日はサーカスのご紹介でした」

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