名古屋の旅 その4 名古屋まつり1

「いやあ、熱田が長かった」
「そう、よく歩いたな。これで8キロを越えたじゃろう。この後大阪城を一回りしたから、今日歩いた距離は合計12キロくらいになる」
「それはまた後で」
「さあ、今日のメインは名古屋祭り。「1時40分からパレードが始まっている」
「でも、随分遅れていますよ」
「そう、地下鉄に乗ったのが2時半過ぎ。会場近くに着いたのはもう3時近い。テレビ塔の下から屋台を見物して歩いた」
「右の写真は太鼓ですね」
「これは撥をくるくる回すのが見事な曲。ビデオも撮ったが、省略」
「相変わらず適当な」
「それで、パレードや行列がパフォーマンスを行うの交差点へ移動。ちょうど郷土英傑行列が来る予定の時刻じゃが、当然遅れている」
「そういうものですか」
「それで、今更いい席に入るのも何じゃから、交差点の植木の後ろから見学」
「ちょっと見にくいですかねえ」
「いや、この前は関係者以外立ち入り禁止。植え込みはもちろん立ち入り禁止。という訳で、一番前に出たら、邪魔がほとんどない」
「一番前……例によって図々しい行動が出たな」
「わしが行ってからのパレード。まずは小錦さんの登場、フラダンス隊を従えてのパフォーマンス」
「続いて、郷土の英傑ですか」
「いや、忍者の活躍と、平和になった所へ現れる怪しいお奉行様。顔のメイクから、あまり出来のいい奉行ではなさそうじゃ」
「ひどい言い方」

「続いては天狗たちの登場。子どもたちの音楽隊……笛を中心にして古い雰囲気を出そうとしているが、打楽器が近代の物ばかり。それから盆踊りかな……まあ、こんなのが次々と続いた」
「はい、いずれも写真下でご覧下さい」
「さあ、そして英傑行列
「いよいよですね」
「写真が多くなりすぎたので、また明日」
「あら……やっぱりね」

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