8月18日 福島への旅:その8 那須高原

「いやあ……長い旅だった」
「実質3日が1週間以上の報告になっていますよ」
「ニーズに応えるためじゃ」
「誰も望んでいないって」
「そう言うわけで、最後の目的地、道の駅『那須高原友愛の森』へ」
「来ましたか」
「写真右……まあ、昔から有名な所なので、ちょっとこぢんまりとしている。中は土地の物産品が売られている。写真のなかった羽鳥湖のもこんなものじゃった」
「はい、これで目的達成」
「ここは敷地面積では有数の……って、色々な施設が集まっているのじゃ」
「あら、解説がつくの」

「上の写真左が工芸館、土地の手作り品が展示されておる」
「はい」
「右はイベント会場。今は土日に昔話の会が行われている」
「これらの施設が一同にあるんですね」

「さあ、最後にレストラン。ここの名物は野菜。カレーも野菜が添えられているのじゃ」
「へえ」
「写真が今日のお昼のメニュー、野菜天ぷら……すごいね。葉っぱが二種類、ニンジンとタマネギ掻き揚げに、インゲン、オクラ、カボチャ、サツマイモ、ミョウガがまるごと、シイタケ、ゴーヤ、それから当然、那須」
「え……
「いや、茄子じゃ」
「無理に洒落を言うな」
「これで800円は安いぞ」
「へえ」
「汁を使わず、塩というのは、福島からこの辺りまで全部一致しているな」
「なぜでしょうね」
「芋はもたれるが、後は油がしつこくないし、塩で十分行ける。塩の方が野菜の味が生き生きとしていることは間違いない」
「はい、そういうことで」
「福島の旅、最後は栃木ですが、これをもって読み納めと致します」

表紙へ戻る     茄子フラワーワールドへ戻る

inserted by FC2 system