8月18日 福島の旅:その6 羽鳥湖

「さて、猪苗代を後にして、国道294から118号に乗り換え」
「今度はどちらへ」
天栄温泉を越えて鳳坂峠を越える。ここはヘアピンカーブもあり、どんどん登っていく道でなかなか……標高822m」
「大変な道ですね」
「この先に羽鳥湖を見下ろす展望台があり、ふくしま緑の百景に選ばれているところじゃ」
「写真がそれですか」
「ここから湖まで今度は下り。いい湖じゃぞ」
「湖が目標ですか」
「いや、道の駅じゃが、まあ、寄り道はいいじゃろう」
「湖でちょっと時間つぶしですか」

「写真は吊り橋。かなり頑丈に造ってあるが、相当に揺れて面白いな。湖を回るサイクリングロードも走っているので、自転車でも……まあ、ファンが多いそうじゃ」
「橋を渡って、展望台から見た湖が右側」
「自然がいっぱいですねえ」
「実は写真の中州には鳥が沢山写っている。どうやら餌も豊富らしいな」
「へえ……右の写真も同じ吊り橋ですか」
「帰りに同じ吊り橋を写したものじゃ。さあ、道の駅へ行こう」
「それが目的でした」
「噺は早い、もう着いた」
「早すぎるよ」
「はい、ここが道の駅『羽鳥湖高原』」 「すごい建物ですね」
「残念ながら、これはこの土地の別の施設で、道の駅は小さいし、建物の前にテントがあって、どうも写真が良くないので、代わり」
「いい加減だね」
「ちょっと早めの昼食もって考えていたのじゃが、ここの名物はヤーコン
「……何となく見えて来ますね……メニューは」
「ヤーコンカレーにヤーコンうどん」
「食べましたか」
「パス。那須でちょっと遅めの昼食にしようってことにした」
「はい……ここは何もないってことですか」
「いや、羽鳥湖というお酒を入手」
「やっぱり酒ですか」
「今回、造り酒屋へは行かなかったが、7種類をゲット」
「しょうがないね」
「そう言うわけで、那須フラワー・ワールドへ参ります」

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