8月9日 円朝祭り・その1 芸人屋台

「さて、毎年恒例の『円朝祭り』」
「夏のイベントですね」
「大変なのは、とにかくすごい人出。記念の扇子は例年12時くらいに入れば買えたのに、昨年からは11時に並んでいないと買えない」
「大変ですね」
「さて、最初の写真は芸人屋台。写真には写っていない左側に受付、東京かわら版のお店があって、今年もバトルロイヤル風間さんに似顔絵を描いていただいたい」
「それは発表しない」
「いずれ。その隣で今年のお目当て、小学館から出た落語DVD」
「大家さんは録音より生という主義でしょう」
「まあ、現役の方々が演じたのに、対談や寄席の風景、落語の仕草、江戸東京博物館の紹介など……色々入っている」
「それで購入ですか」
「一万円プラス税じゃが、噺家に税金はいらないということで交渉成立」
「大家さんらしいね」
「それから、これもお馴染みの一九師匠のお店があって、色物さんのお店。その最後が写真左はしの吉右衛門のお店」
「え……吉右衛門」
仙三郎師匠の店じゃ。隣がゴミ隊本部。今年も権太楼師匠が中心。その右はハイベル堂。芸人のプロマイド、色々な物が当たるくじなどを販売。隣は雑貨屋のひょろびり。怪しい古道具屋」
「その手前に幟が立っているが、さん喬師匠の店で、メモ帳やら何やら色々。ここでは福袋におまけをつけるのに交渉が大変だった」
「けちな大家さんだね」
「写真左上はこれもお馴染みのしん師匠の人形屋、右が馬生師匠の占い……実はかなり当たるぞ。特に女性はしっかり手を握って見てくれるから、かなり時間がかかる」
「師匠の趣味ですか」
「ずっと見ていると師匠の好みも分かる」
「右の写真はその一団ですね」
「この向かい側には、お世話になった才賀師匠の自衛隊グッズのお店など」
「省略ですか」
「だんだん面倒になってきた」
「いい加減だね」
「坂を下りると本部。時蔵のちんちろりん、丈二のカクテル、お囃子連の駄菓子屋、飲み物や食べ物のお店がずらりとお店が並んでいる。こちらは毎年お馴染みのものばかり」
「本当にもう省略ですか」
「さて、流しもお馴染みの金八師匠の千両みかん。今年も志ん丸師匠がお手伝い」


「写真は上の左でございます」
「最後にお囃子の流し」
「写真上の右ですね」
「好きな曲をリクエストできる。1曲300円」
「ちょっと高いですね」
「おまけにお囃子のグッズももらえる」
「それならいいか……これも最後に写真がございます」
「色々なお店があって、見ているだけでも楽しい」
「それが、今年も異常な暑さ……わしはビールも飲んだのに、汗だくなので5時間トイレに行かないですんだ」
「まあ大変ですが」
「次のページではパフォーマンスをご紹介」
「はい」

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