7月25日 中央区観光協会50周年記念事業

その5 オペラ「蝶々夫人」

「さあ、オープニングイベントの最後を飾るのが歌劇
「はい」
「主役はお馴染み、嘉目真木子さんと羽山晃生さん」
「お馴染みですか」
「このブログでは……」
「あらら」
「写真右はエレクトーンで伴奏の西岡奈津子さん。こちらもすっかりお馴染み」
「結局、今日は4つのイベントで何人もお友達が登場したってことですね」
「土産が大変じゃった」
「はいはい……それで、歌劇に行きましょう」
「短い時間でドラマを展開するので、メゾソプラノの岩田真奈さんが語りとして粗筋を説明、歌を聴かせるという形で繰り広げた」
「出し物はプッチーニの『蝶々夫人』でございます」
「落語じゃないから出し物はおかしいな……演目と言え」
「同じだよ」

「しかし、名作というがこれといって印象に残っている曲が少ない歌劇じゃな」
「あらら……いきなり批判ですか」
「『カルメン』なぞは最初から最後まで印象的なメロディ……それに対して、『蝶々夫人』ではぱっと頭に浮かぶのは、『序曲』『愛の二重奏』『ある晴れた日に』『ハミング』くらいじゃろう……『さらば愛の家』なんか忘れてたし……」
「ひどい言い方だね」
「まあ、ハイライトだと、そういう名曲だけをつなぐから面白いといえる」
「ほめてないね」
「ドラマはピンカートンの『ヤンキーはどこへでも』から『愛の二重奏』へ」
「写真はもう遙か上に行っちゃいました」
「上の左が『愛の二重唱』、右が『ある晴れた日に』に入るところ。すぐ右上にあるのは『花の二重奏』」
「もうピンカートンが帰って来るんですね」
ハミングから『さらば愛の家』、『お前は小さな神』からフィナーレまでを一気に聴かせた」

「上の写真は」
「ラスト。死を決意した蝶々さんを2枚」
「ドラマチックですね」
「正直、この程度のハイライトで、これほどドラマチックにラストを聴かせるのはすごいな。客席が息をのんで、思わず涙……すごい拍手が起こったぞ」
「良かったということですね」
「アンコールに、何と着物姿で『椿姫』から『乾杯の歌』」
「右の写真がそれですね」
「さあ、幾つものイベントがあった訳じゃが、これが最高だったな」
「はい、最後がいいと、満足して帰ることが出来ます」
「前回の『椿姫』の写真をお届けして1日が無事に終了致しました」

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