6月13日 荘村清志演奏会

「さて、今日のイベントのラストを飾るのは、荘村清志さんの演奏会」
「ギターですか」
「写真のアルバムはデビュー40年を記念したもの。わしが初めて手に入れたギターのアルバムがこの人の演奏だった」
「へえ」
「その頃の録音も含めて、小品が沢山収録されている」
「で、演奏会は」
「新しいアルバムが『アランフェス協奏曲』で、題名の曲や『ある貴紳のための幻想曲』など、ロドリーゴの作品を中心としたものじゃった」
「これも名曲ですね」
「演奏はピアノ伴奏。元の作品は作曲者の演奏も含めて7、8枚持っていたはずじゃが、もちろんピアノの伴奏なんて聞いたことがない。音色のやりとりなど、もちろん原曲がいいが、新鮮だった。ともかく、テクニックも言うことなし、音楽性も素晴らしい。特に強弱の付け方がドラマチックに感じられたな……って、わしの力量ではその程度しか説明できないのじゃ」

「例によって図々しくサインをもらったという訳ですね」
「右はその後お店でポスターにサインをされている荘村氏。下は記念写真」
「はい、今日も図々しさ満載でお送りしました」

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