12月19日 バッハ「クリスマス・オラトリオ」演奏会

「今夜はバッハの『クリスマス・オラトリオ』の演奏会。第1部から第3部までを通しで……それから食事をして帰ったので、遅くなってしまった」
「年末は忙しいでしょう」
「今日も演奏会から飲み会。実は飲み会が23日までは続く予定」
「はい、大変です」
「では、本日はこれまで」
「違うでしょう。バッハの演奏会の報告でしょう」
「あ、そうか……忘れちゃった」
「しょうがないねまったく」
「古楽器による演奏なのが面白いな。コントラバスも弦が5本あったし、トランペットのひなびた音色は何とも言えないな」
「そうですか」
「バッハの時代を彷彿とさせた。一方フルートは素晴らしい音色だったな。第2部でテノールとのやりとりはなかなか見事じゃった」
「色々変化もある訳ですか」
「第1部ではテノールはレチタティーボばっかりで大変そうじゃ。第2部のソロ歌手は出番が少なくて待つのが辛いじゃろうな」
「気を遣っていますね」
「まあともかくバッハの生きた時代を思わせ、現代とのつながりを思わせる演奏会。まあ上々の演奏会ということじゃな」
「写真は」
「右上は入り口、左は会場周辺のイルミネーションじゃ」

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