10月12日 シャガールとエコール・ド・パリ コレクション

「今度もパリですか」
「今フランスフェアの真っ最中という訳で、青山ユニマット美術館へ」
「これも狙っていたんですか」
「いや……これは招待状をいただいたので」
「あらら」
「こちらは常設展示なので、来年1月まで開催されている」
「それで、作品は」
「実は開館したのをしっていたが、2年間行く機会がなかったのじゃ」
「まだ新しいのですか」
「そう……それで、シャガールからパリコレまで、通して見て感じたのは、いかにもその作家らしい作品を集めてあるという感動じゃ」
「いかにも……というのは」
シャガール以下、モネユトリロルノワールローランサンピカソ……わしは中学校の美術の授業で教わったレベルの知識しかないが、遠くから絵を一目見ただけで、上記の作家の作品だと分かる。そういう作品を集めてあるのじゃ」
「へえ」
「だから、ズブの素人であるわしでも十分に楽しめる」
「はい、良かったですね」
「まあ、ゆったりとした展示で、本当にのんびり回っても1時間くらいで済む。いい時間を過ごしたな」
「はい、では次へ参りましょう」

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