10月１日 奈良・世界遺産の旅
「さて、10月１日、奈良へ」
「行きましたか」
「台風が来るといっていたが、全くそれたのか、青空が広がり、気温も２６度まで上がった」
「関東からぼーっとしたのが来たからね」
「そうそう……誰のことか分からんが……」
「はいはい」
「まずは駅からすぐの興福寺。世界遺産の一つ目じゃ」
「大切にしたいですね」
「まあ、ここだけは入場料も取らない。それで守られているのならいいがな。とにかく、守るための運動は行ってきた」
「はい、右がその写真」
「左は五重塔」
「見れば分かりますね」
「その奥にある『興福寺の宝物館』、さらに『奈良市立博物館』を見学」
「写真は市立博物館でございます」
「さて、それから二つ目の世界遺産『東大寺』へ」
「大仏さんですね」
「大仏殿と大仏さんの写真をどうぞ」
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「はい……中身のない、写真だけの報告で……」
「さて、東大寺から二月堂へ。写真右」
「お水取りで有名な所ですね」
「あのお祭りは1250年以上続いている。いくさや戦争があっても休むことなく続いているのは、世界でも類がないという」
「すごいんですね」
「さて、左下の写真はこの二月堂から見た奈良の様子。奥に見える屋根は大仏殿じゃ」
「はい。奈良のお土産は」
「お菓子は京都より安い……ただ、やっぱり違うという感覚があるな。八つ橋でも安いが、ちょっと違う……」
「買いませんでしたか」
「鹿の糞というお菓子があって……」
「え……とんでもないですね」
「このブログのファンの人……」
「いない、いない」
「ならお馴染み……迷曲の一つ、吉永小百合嬢が歌った『奈良の春日野』という歌がある」
「フンフンフン鹿の糞という歌ですね」
「美人女優の歌う歌ではないということで……とにかくお笑い音楽の代表」
「はい」
「それで、鹿の糞をデザインしたお菓子が有名なのじゃ。これなら300円くらいからある」
「安いですね」
「これに本物の鹿のものを拾ってまぜてやると喜ぶじゃろうな」
「……大家さん……」
「何か問題でも……」
「まあいいです」
「さて、奈良の最後に右の写真は平城京の跡地、これも世界遺産じゃ」
「へえ」
「さて、これにて奈良はおしまい」
「はい、忙しい行程でございました」
