8月10日 円朝まつり 師匠方

「さて、この土地で行われているお祭りの名前と、落語家さん達のお祭りの名前がまぎらわしいというので、昨年『落語協会感謝祭』と名前を変えたのですが、今年は協議がうまく行きまして、めでたく『円朝まつり』という名前が復活致しました」
「はい、恒例のイベントです」
「まずは大師匠方をご紹介。昨年わしの方でお願いして、少年院の問題について講演をしていただいた桂才賀師匠」
「お世話になっていますね」
「今回は、『刑務所通いはやめられねえ』をお出しになった。師匠が表紙を飾られた雑誌と一緒に、もちろんサイン入りでいただきました」
「はい。毎年本代が大変ですね」
「それが、今年は東京かわら版が出店していない関係から、本はこれだけ」
「あら、じゃあ、かなり節約出来ましたね」
「左の写真は本の宣伝販売中の師匠……売っても売らなくてもいいや……なんて雰囲気が落語的じゃな」
「さて、次は」

五街道雲助師匠。こちらは以前に手に入れていたCDにサインをお願いした。そしたら、何と言ったと思う」
「何とおっしゃったんです」
「『何これ』だって……自分のCDをご存知なかった」
「あらら」
「噺家さんらしいおおらかさがいいなあ」
「はい」
「続いては柳家喬太郎師匠。今回は『凍てついた灼熱』について議論。また取り上げたいとおっしゃっていた。更に磨かれるだろうな」
「楽しみですね」
「お待たせしました。古今亭菊之丞師匠」
「こちらもお馴染みの菊様」
「一昨年までは年間に3、4回は聞きに出かけたのじゃが、なぜかこちらに戻ってからはタイミングがずれて、一度も行っていない」
「あららですね」
「今年は寄席に出演された時だけじゃから、土産は持って行ったが声を架けるのは遠慮した。久し振りにご挨拶できた」

「さて、次の写真は」
古今亭志ん駒師匠。2年続けて色紙をいただいたので、今回はサインをする時間、お話をいただく」
「色々やっていますね」
「次ページでは、お店やイベントを紹介」
「はい、続く」

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