７月１２日 東京ブックフェア
「さて、今日は出版社の展示会へ……実はお仕事の関係」
「はい。色々なイベント７つが同時に開催されていました」
「作家の方との対談など、仕事は１時間ほどで終了」
「後は」
「せっかくじゃから、出版社のブースを回ったが、疲れるな。５年前に参加したが、３時間回って平気だったのに、今年は１時間でギブアップじゃ」
「本も買ったんですか」
「予算１万円ということで……ほとんどの本が２割引、古いものは半額というのもあった」
「それで」
「浅田次郎さんの『月島慕情』、サイン本をいただいた。山田悠介の『その時までサヨナラ』、これは２割引。吉本隆明の『思想とは何か』、こちらは定価通り支払った」
「細かいね」
「以上三冊がサイン本じゃ」
「他には」
「能村盛秋『志ん生伝説』、中村雄『モーツァルト 天才の秘密』、源氏物語関係を２、３」
「完全に趣味の世界ですね」
「漢字検定のブースがあったので、バックナンバーがあるかと尋ねたら、どこかに用意されているという。そこで、すぐに調べさせて、内田奈織ちゃんの表紙のものをもらった」
「あれ……持っていましたよね」
「１冊は中の問題など解いてしまった。もう１冊は買ったのが雨の日だったので、表紙が濡れて傷んでしまったのじゃ」
「ああ、それで……」
「それからＣＤのブースで２枚購入」
「１万円で足りましたか」
「700円ちょっとオーバー」
「これなら上々ですか」
「そうじゃな。時間的にはまだ１時間の余裕があったが、体力的に疲れたのでここで終了。新橋まで出て、夕食にラーメン。麺★★★★☆、スープ★★★★★、具★★★☆☆」
「なかなかの評価ですね……って、グルメのページじゃないんだから……」
「市川へ行って、柳家ろべえ君の勉強会へ参加したのでございます。