6月19日 ろべえ・夏丸・仙花 勉強会

「さて、恒例の勉強会の報告」
「はい」
「まずろべえ君の『豆屋』。この噺は昔文治師匠が演っていたが、あまり男が怖くて好きになれなかった」
「今は」
「今でも、何が面白いのか……何か伝わるものが出てくるかな……まだ分からない」
「何だか分からない評ですね」
「続いて夏丸君の『代書屋』。色々なくすぐりがあって、人によって演じ方も違うのが面白いな」
夏丸君はどうでした」
「まずまずかな。これから磨かれるということで、まだ個性を感じない」
「ええ、続いては、ろべえ君の2席目ですか」
「『井戸の茶碗』、経過を地で説明するが、台詞で持っていった方がいいかな。まだこなれていないという印象じゃな」
「これからですね」
「ただ、侍の口調がとても良くなったな。武士の出る作品を取り上げて来た成果は感じたぞ」
夏丸君の2席目」
「『茄子娘』、こちらはかなりこなれてきて、いい感じで進んだ。これも地で説明する部分が多いのじゃが、夏丸君らしい雰囲気が出た」
「はい、トリは仙花ちゃん」
太神楽で、練習中のものを披露。これもまだまだこれから」
「さあ、課題満載ですね」
「勉強会じゃから、当然じゃろう」
「次回は」
「7月26日、ぜひお出かけ下さい」
「大家さんはもちろん」
「それが、残念なことに……」
「あら」
「ちょっと別の予定がございまして……」
「それは残念ですね」
ろべえ君は7月12日(土)、これも恒例の行徳I&Iでの勉強会が行われる。14:30から。これは行こうと思っている。
 夏丸君は7月23日(水)、お江戸日本橋亭の二ツ目勉強会に登場。共演は蘭ちゃん、ゲストに歌助師匠じゃ。これも見逃せないな。
 8月6日(水)には池袋の東京芸術劇場で二ツ目勉強会に出演する。里光君、蘭ちゃん、蘭ちゃんは二ツ目昇進、ゲストにぴろきさん……その他」
「その他はひどいね」
「これも実は行けないので……」
「しょうがないね」
「はい、また次回」

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