9月26日 夏丸ろべえ仙花勉強会

「さて、先日、茨城から東京へ直行し……」
「例によって忙しいですねえ」
「恒例の夏丸ろべえ仙花の勉強会
夏丸君の二ツ目昇進、おめでとうございます……写真右」
「着いたのは6時半過ぎ……すでに仙花ちゃんの芸が半ば過ぎ」
「まあ、この時刻じゃ」
「そして、夏丸君の一席目。有崎勉作『葛湯』、何とも馬鹿馬鹿しいお笑いだが、おばあさんの一人語りで、いい味を出していた」
「はい、続いてろべえ君」
「『野ざらし』、最近若手がよく取り上げているが、その中ではかなり上位にランキング出来るな。主人公のテンションの高さは見事なものじゃ」
「はい、見所ありですね」
「そういう訳で、トリはもちろん夏丸君」
「出し物は」
「実験落語とでもいおうか……こうした仲間内の場でしか出来ない創作落語『私を寄席に連れて行って』」
「これまたすごいタイトルで」
「落語協会しか行かない男が、友達を連れて行く。歌う落語家ってんで川柳や市馬が登場……まあ寄席などでは絶対に出来ないが……」
「はい、そして」
「最後に二ツ目昇進披露口上で、大喜利を……後はいつものように打ち上げ」
「また飲んで暴れたんでしょう」
「写真は記念に一枚」
「土俵入りですか」
「早く真打に昇進して、本物の土俵入りを見せてほしいものじゃ」
「……あれ、土俵入りしましたっけ」
「昔からの風習じゃから、それを破るわけには行くまい」
「よく分かりませんが、とりあえずご報告」
「はい、本日はこれぎり」

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