落語協会感謝祭1 

8月5日 落語協会感謝祭 その1

「さて、落語協会感謝祭。今年も暑かったなあ」
「まるで夏でした」
「まあ、その通り」
「さて、今年もぐるぐると見物して回り、接した噺家さんが40人、漫才・奇術などの色物さんが10人ばかり……写真はほんの一部です」
「はい、まず右上」
「お馴染みの古今亭志ん駒師匠」
「今年も色紙をいただいたようですね」
「そう。2003年には本『ヨイショ志ん駒一代』にサインをいただき、昨年は色紙に『笑いとは長寿の国へのパスポート』という句を書いていただいた」
「今年は」
「新しい俳句。スキャンしてからご紹介」
落語協会感謝祭2「さて、続いて左は」
「これもお馴染み、桂文楽師匠。昨年はお母様がお書きになった『文楽でございます』を発売、お母様と師匠のサインをいただいた」
「ダブルサインですね」
「今回もお母様がおいでになっていたが……去年いただいているので、今回は師匠の本『桂文楽のちょっと粋な話』にサインをいただく。ついでに手拭いも」
「ついでにってのは、無理にもらったんですね」
「まあ、そうとも言う」
「向かいの圓窓師匠のお店では、毎日の記念日にちなんだ小噺集と書籍をいただく。午後になって師匠もおいでになり、色紙にサインはいただいたが、写真は遠慮しちゃった」
「大家さんが遠慮するなんて……」
落語協会感謝祭3「さて、文楽師匠のお店の隣には、落語ブロマイドのお店、更に隣が柳家一九師匠の落語絵手紙のお店。これも作品ができあがったらご紹介」
「いつも10月頃になりますね」
「そう、昔は九月末に到着したのじゃが、人気で注文数も多いのでな」
「絵を描くのも好きだからこそでしょうね」
「さて、わしは本堂前へ移動、いつも菊之丞師匠が呼び込みをされている『ポンポンタイコーン』。今年は師匠は午後から来場。写真は弟弟子の菊六君……わしとは菊之丞師匠のお手伝いで顔見知りじゃが、昨年新人コンクールに挑戦して格段の成長に驚いた」
「今後が楽しみな一人」
「ここには後で色紙もいただいたが、漫才の遊平師匠、先日二つ目に昇進したばかりのちよりんちゃんも手伝っている」
「顔見知りだけは名前を紹介」
落語協会感謝祭4「さて、ここで柳家花緑師匠を発見」
「写真左でございます」
「サインをもらおうってんですごい行列が出来ていた」
「人気者ですから」
「それで写真だけで断念。ところが、柳家さん吉師匠がおそばにいらっしゃって、花緑師匠をからかっている。さん吉師匠にサインをねだると、『おい、お前も書け』ってんで連名になった」
「良かったですね」
「並んでいる人、ゴメンね」
「まあ、こういう人ですから……許してやって下さい」
「さて、本日最後にご紹介するのが、お馴染みキョンキョン」
柳家喬太郎師匠ですね」
「こちらも毎度お馴染み。昨年はカラオケ大会に行くというので、サインは遠慮したが、今年はしっかりと捕まえることが出来た」
落語協会感謝祭5「サインは」
「お馴染み似顔絵入り。スキャンしたらご紹介する……かも」
「不精者の大家さんだけに、いつになるやら」
「次回のご報告をお楽しみに」

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