5月3日 落語笑竜門

「落語会の報告、お江戸日本橋亭で行われた落語笑竜門
「若手の勉強会ですね。まずは前座」
「前座の出ない会じゃ。いきなり本番と行こう」
「では瀧川鯉橋の『千早ふる』」
「師匠である鯉昇を感じさせるおかしなギャグがあったな。演出にも目新しさがあって面白かった」
「お待ちかね。三遊亭遊史郎師匠の『味噌蔵』
「3月に子供が生まれて張り切っている。この落語でも、子供の生まれたのを知った喜びの描写がなかなかよかったぞ。多くの登場人物がよく描かれていて良かった」
桂才紫の『短命』」
「出る人みんなが明るくていいなあ。この噺にも新しい落語も色々進化していることがよく分かった」
「さて最後は昔昔亭笑海の『たいこ腹』」
「最後まで楽しい落語会じゃった。とにかく4人とも明るくて、そこにいて楽しかった。幸せじゃ。上方の『幇間腹』で食傷したが、このひどい目にあう幇間を笑えるのは、演出がいいからじゃろうな」
「はい、そういうことで」
「満足の一日でした」

inserted by FC2 system