初詣 1月1日・2日

「この冬はサッカー応援をした関係で、年末の30日から家内の実家にやっかいになっていた」
「恒例の初詣という訳ですね」
「一昨年までは、茨城の自宅から板橋不動尊という所へ行っていた。わしの両親が亡くなったのと、昨年からサッカーの応援をしている関係で、家内の実家で新年を迎えるのが当たり前になってしまったのじゃ」
「これも毎年おなじみの場所ですね」
「まず、今年は初日の出がよく見えた。今までに何度かあったかなと思うくらいにまん丸の赤い玉が上がったのは感動じゃったぞ」
「それが右の写真ですね」
「右に流れているのが多摩川じゃ……実はカメラを持ち出したら、うっかり電池切れ。昨日奈織ちゃんなど100枚以上撮影したが、そのままにしていてしまったのじゃ」
「この写真は」
「携帯で撮影したものじゃ」
 「さて、初詣は」
「恒例の深大寺じゃ。ここの交通安全のお守りを、20年以上愛用している」
「効き目がありますか」
「仕事で行けなかったことがあるが、落語の関係で別のお社へお参りしたことがある。その年だけ、別のお守りにしたが、年間に7度もぶつけられた」
「それはすごいですね」
「向こうの車はほとんどつぶれたのに、こちらはむち打ちにもならなかったのは、お守りがきいたのかも知れないが、やはり7回はなあ……それで、深大寺に戻っている」
「上の写真は混雑の様子」
 「これでもすいているほうじゃな」
「右もおなじみですね」
「門前にある鬼太郎茶屋じゃ。ここは言うまでもなく蕎麦が有名、深大寺ビールというのも2種類売っている。ずらりと並ぶお店を冷やかすのも楽しいぞ」
「そうですね」
「それから、今年からお炊き上げがなくなった」
「お炊き上げって、前の年のお守りなどを焼くやつですか」
「そうじゃ、ダイオキシンの問題で、関東ではどこにもなくなった。ちょっと寂しいが仕方があるまい」
「ところが津山に帰ると、そこらで焚き火をしている。信じられんなあ」
「はい、それで、左の写真は」
「翌2日、サッカーの応援で駒場サッカー場へ行った。山手線の巣鴨から乗り換えで、折角じゃから巣鴨のとげ抜き地蔵へ寄ったのじゃ」
「ここも混雑していますね」
「人にぶつからずに歩けるから、それほどでもないじゃろう。2日ということもあるしな」
「はい、こうして無事今年も初詣を終えました」
「よい年でありますように」

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