11月19日 松本優香 ゴスペルコンサート

「昨日は松本優香さんのゴスペル・コンサートへ」
「このブログへ書き込んでいただいた教会の方ですね」
「津山に住んでいるというので、ぜひおいで下さいというご連絡をいただいた。これは行かない訳には行かない」
「行ったから報告しているんでしょ」
「午前中仕事だったのでちょっと遅刻したが……生い立ちや体験、考え方など、話を交えながら数曲を歌ったが……」
「いかがでした」
「キリスト教というもののすごさが伝わるなあ」
「どういうことです」
「生きている喜び、愛し愛される幸せ、そういったものが伝わってくる」
「へえ……大家さんは敬虔な仏教徒ですよね」
「敬虔というほどでもないが」
「キリスト教とは縁がない」
「わしの子供の頃、近くの教会に外人の牧師さんがいた。道で会うと『神のお恵みがありますように』ってんで挨拶されたものじゃ」
「はい」
「その隣の外国人が、この牧師さんと同姓同名でおかしかった」
「どうでもいい話題ですね」
「それから大学で英語を教えた先生は埼玉の教会の牧師さんで、頼まれてクリスマスコンサートをやったこともある」
「へえ」
「そもそも、クラシック音楽はキリスト教と深い結びつきがある。バッハなどの教会音楽もそうだし、現代音楽でも基本は同じじゃ。ペンデレツキの音楽はバッハなどとは違い、全てをぶち壊しに行っているように聞こえるが、根底にある宗教観は同じものだろうな」
「さあ、難しくなってきた」
「まあ、宗教は、西洋では全ての芸術の根底にあるのじゃ。それはともかく、聞いていて素晴らしいものは仏教徒であろうと何であろうと関係がない」
「まあそうですね」
「12月末にはキリストの誕生を祝い、仏教の除夜の鐘を聞き、初詣は神様に……1週間で3つの宗教を掛け持ちするのじゃ」
「なるほど」
「CDに収められた曲で、演奏会でも印象的だったのが『君は愛されるために生まれた』という作品。いじめなどで自殺する人に聞かせてやりたい曲じゃな」
「題名でも分かりますね」
「さて、いただいたCDのサインが右上の画像じゃ」
「はい、そういうことで、本日はこれまで」

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