津山の旅(続き)

 さて、中山神社の祭礼の取材を終え、更に北へ、本日は横野の滝が滝開きだという情報を得たのです。こちらもバスを確認すると1日3本しかないということ。どのくらい離れているか分からないので、1時間くらい走って駄目ならあきらめようってんで、とりあえず出発。
 10分ほどく自転車を走らせると、滝まで7.5キロという表示。10分ほど後、滝まで5.5キロの表示。つまり時速12キロくらいで進んでいます。これは自転車としてはちょっと早め。信号も車も少ないので、すいすいと進んでいます。
 さて、滝まで3.5キロの表示……さっきの地点から15分かかりました。時速8キロ、そろそろ上り坂にかかったことが分かります。滝まで2キロの看板が見つかるまで15分。時速6キロに減速。もう駄目、ついに自転車を押して歩くということになりました。左上の写真は「一の滝」。落差8mの小さな滝です。
 ここに到着した時にはもう足がパンパン。ギブアップして帰りたいという気分なのですよ。でも、「二の滝」の方がいいというのを聞いていたので、行かざるを得ない。しかし、どのくらいの距離があるのか見ておかなかった……不安を感じつつ登って行くと、すぐに駐車場の看板と、トイレらしい建物を発見。ここがゴールか……
 行くと、滝開きの祝いでバーベキューをしていたグループの人が、疲れ切った様子を見て声を掛けてくれました。
 このすぐ上に茶店もあって、そこから400m入るという……合計1km……足はパンパンだが、ここに自転車を置いて上がることにしました。
 はい、左の写真が「二の滝
、落差15m、すぐ右側に龍神様が祀られています。
 さっきの人の話では、
三の滝」は見る必要がないということでしたので、さあ、帰ろうというつもりに……しかし、茶店でお茶をごちそうになり、休憩して元気が出たのか、1.2kmを走破することを決断、行きましたよ。今までより更にきつい坂道を上ると、材木を切り出しているのと同時に、台風のために倒れた木が荒れ果てた様子を見せている。明らかに世界が変わっている。
 さて、左の写真が
三の滝……しかし、この手前に大きな木が倒れていて、これをくぐってそばに近づくという……
 落差36mだが、三段になっているので、それぞれはこぢんまりとしている。でも、滝壺まで降りることも出来るし、私はこういう雰囲気の滝は嫌いではない。まあ、行って良かった。
 
二の滝まで戻って、自転車で帰宅……今度は下りですよ……滝(一の滝)まで3.5キロ、一度も漕がずに下ることが出来る。ブレーキを掛けないとすごいことになる……川沿いだが、ガードレールがないのだ……時速24キロで下っていることになる。
 その後、最初に言った中山神社へ戻り、先に見つけておいた酒屋「富久迎(ふくむかえ)」へ。色々お話をして、もちろん味見もして、原酒をゲット。滝へはお車で、ぜひこの酒屋へお立ち寄り下さい。中に、何と天守閣を持った津山城の写真も展示されています。
 さて、ついでですから、ビデオを公開します。
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