内田奈織ちゃん、他の演奏会
2006年12月31日東京・日本橋

「さて、演奏会には月1回、年に12回参加するのが目標じゃった」
「どうやら達成したね」
「プロの演奏会がこのページの記録で15回目になる。素人の演奏会も10回ほど参加しておるが、これは数には入れないのじゃ」
「はいはい。それで、この演奏会は大晦日なんですよね」
「この日はまずは、我が家から歩いて5分のところにある高校がサッカーの全日本に出場している。顔見知りになった選手もいるので、応援に行ってやった」
「お付き合いですね」
「前半押され気味だったが、反撃から2点を取って快勝じゃ」
「良かったですね」
「ゲームセットと同時に飛び出して日本橋の演奏会へ! 一年を締めくくる演奏会は……」
「やっぱり内田奈織ちゃん!!なんですね」
 「そうじゃ。今年4回目。京都、大阪、銀座、そして今日は日本橋……」
「写真は……昨日と同じ場所ですか」
「そうじゃ。MODEAが演奏したのと同じ場所なのじゃ」
MODEAは演奏中の写真がありませんでしたね」
「この会場は撮影禁止なのじゃ」
「今日はなぜいいんです」
「それは、ようするにちゃんと断ったから……」
「何と言って断ったんですか」
「『俺を誰だと思ってるんだ』って」
「それで、隣のにフルートの人はどなたです……ほら、一番上の写真……」
「ああ……本当だ……そういえば何かいたな」
「何かじゃないでしょう」
「この演奏会で120枚ほど撮影したが、フルートの人は9枚半写っていた」
「半て何ですか」
奈織ちゃんを写したのに、彼女が半身入ってしまっていたのじゃ。左の写真は差し引き0に数える」
「ひどい扱い」
「まあ実はピアノの西川幾子さん、フルートの沼田絵恋さんとの競演だった訳じゃ」
「要するにその他扱いなんですね」
「左上にあったのが、演奏の様子」
「右上は」
「曲の間で解説をしている奈織ちゃん」
「曲の間も魅力的ですね」
「左が演奏中の引き締まった表情」
「はい。これもなかなか」
「まあ、この編成だから、曲目もいつもとは違ったものになった」
「はい。最初の曲は」
エルガーの『愛の挨拶』、それからモーツァルトの『フルートとハープのための協奏曲』から第2楽章」
「クラシックの名曲ばかりですね」
 「そうじゃな。奈織ちゃんに注目したのがこのモーツァルトじゃったから、懐かしい曲ということになるかな。ソロの演奏会ではクラシック、自作、裕次郎、映画音楽、ポップス……色々なジャンルの作品を取り上げるので面白いのじゃが、今日のようにクラシックをしっかり演奏してくれるのもうれしいな」
「続きましては」
「さて、続いては今年を代表する曲ってんで、『トゥーランドット』の『誰も寝てはならぬ』」
「フィギアスケートの曲ですっかり有名になってしましましたね」
「今月だけで生演奏を3回聴いたぞ」
「続いての曲は」
「ここでピアノとフルートは休憩、奈織ちゃんのソロで、『千と千尋の神隠し』、演奏終了後のCD販売では、この曲のお陰で子供が並んだぞ」
「ファンが増えますね」
「さて2人が戻って、ニューイヤーコンサートの定番、シュトラウス2世の『春の声』、続いて1世の『ラデッキー行進曲』」
「もうすっかりお正月気分」
「そして、最後はお馴染み、愛する2人のツーショット」
「まあ、よく我慢していただいて……」
「そういう訳で、左が大晦日を記念するサイン。こうして目出度く2006年を締めくくります」

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