吉永小百合

　残念ながら私よりちょと年上であったために、私のアイドルになれなかった吉永小百合ちゃん。
　近所に石油を売りに来る車は「きーたーかぜ吹き抜く〜」と録音を流しています。
　小百合ちゃんの「奈良の春日野」は随分話題になりました。
　　♪奈良の春日野　青芝に　腰をおろせば　鹿の糞
　　　フンフンフーン　黒豆や　フンフンフーン　黒豆や
　　　フンフンフンフン　黒豆や
　ふざけるなって歌詞を大真面目に歌っているからおかしいのね。65年９月の発売。ぜひ懐メロ番組で本人に歌ってほしい。
　その前年11月に発売された「うどんの唄」もすごい。
　♪うどんはいいな　うどんはうまい
　　おなかがはって　悲しみなんか
　　すぐにどこかへ　行っちまう
　台詞が入って「……ああ、なんという生きることのむつかしさ、食べることのむつかしさ」……おいおい……歌っているのはロイヤル・ナイツなのに、この台詞だけを小百合ちゃんがやってレコードジャケットは彼女のみという……その面白さかな……