小原孝

 小原孝さんといえばピアノの弾き語り……ピアノを弾きながらお話をする、歌うのではない……その名人ですね。NHK−FMでファンになったという方も多いのでは。
 ラジオで「大きな古時計」をやったらこれがすごい人気になって、3種類の編曲がCD化。味を占めたNHKでは「みんなの歌」を復活。ところが、これが音程はあまりしっかりしていない代わりに声が出ないという歌手のもの。どうしたことか、これが大ヒットになってしまった。その後「イマジン」に手を染めたら、またまた他の方で話題になって、どうも恵まれないというイメージもある小原君。
 実は10年も前、1994年に出したCDを持っています。これが何と「ねこふんじゃった」なのです。小犬のワルツ、エリーゼのために、ショパンの夜想曲、トルコ行進曲……さらにはカノンをやったり現代音楽になったり、メロディは全部「ねこふんじゃった」……CD1枚全部続けて聞くと正直言って食傷ぎみ、しかし素晴らしい才能は認められます。一緒に弾けるように、ちゃんと譜面もついています。
 下は「弾き語り」にいただいたサイン。

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