ブラームスの交響曲第1番
ブラームスは4つの交響曲を残しています。第1番は「第10番」として発表され、ベートーヴェンの交響曲第9番「合唱」のパロディで、フィナーレでそっくり旋律が流れます。「みんなの歌」で歌詞を付けて歌っていましたが……「線路づたいの……」忘れた……
全体の曲としては、力が入り過ぎて面白くない。気合いだけで行く調子であんまり好きじゃありません。
第2番はその反動なのでしょうか、軽い気持ちで作曲したのが見え見えの作品で、これもあんまり好きくありません。
第3番はイングリッド・バーグマンの映画「さよならをもう一度」のテーマが……この映画音楽がいかにひどいものか、原曲を聴くと良く分かります。
「ターリラーターリラ/ターリラーターリラ」というメロディ、映画音楽はは3泊目が「ターリ」次の1小節が、「ラー」「ー」「ターリ」、その次が「ラー」「ー」というリズム。
原曲は同じく3泊目が「ターリ」、次の1小節が「ラー」「ー」「−」、その次が「ターリ」「ラ/」。心を揺さぶるように揺れ動くこのリズムは見事ですね。
話題がだんだん外れてきましたが、要するに本日のネタは交響曲第1番でした。残る交響曲第4番もこのコーナーのネタになるので、また明日……